院外の活動
FIVリサーチプロジェクト in 高知 研究報告会のご案内
高知県獣医師会の協力のもと、当院が実施した「FIVリサーチプロジェクト in 高知」の研究結果報告会を開催いたします。
猫エイズとも呼ばれる猫免疫不全ウイルス(FIV)の主な感染経路は、咬傷を伴う激しい接触と考えられています。一方で、猫同士の関係が安定している家庭では、日常的な接触による感染リスクは低いとされています。
しかし、「猫エイズ」という言葉が持つ強いイメージから、感染リスクが十分に評価されないまま厳格な隔離飼育が選択されたり、FIVに罹患した猫の譲渡が難しくなったりすることがあります。
そこで私たちは、完全室内飼育でFIV陽性の猫と陰性の猫が同居している一般家庭を対象に、陰性猫が新たにFIV陽性となる割合を調査しました。国内ではほとんど報告のない、実際の家庭環境における調査です。
報告会では、FIVの感染経路や症状について分かりやすく解説するとともに、今回の調査結果をご報告します。FIV陽性という理由だけで猫の暮らしや譲渡の可能性が過度に制限されることのないよう、判断に役立つ情報を地域の皆さまと共有したいと考えています。
猫と暮らしている方、FIV陽性猫との生活を考えている方、保護・譲渡活動に携わる方など、どなたでもご参加いただけます。皆さまのご来場をお待ちしています。
